久留米と八女を移住者目線から語るサイトがいよいよスタートしたが、何か一つ足りない、そう思い構想段階から考えていたのが公認キャラクターだ。サイトを覚えていただくうえでも、さらにはその先いろいろな発展性を考えた時に、それぞれ地域を象徴するキャラクターを作ることは必然だった。様々な伝統や歴史、産業溢れるこの地域の象徴として生まれたのが、くるめちゃんと八女茶人、これからこのサイトの秘かな人気者となっていくだろう。
くるめちゃんはその名の通り久留米出身、藍色の久留米絣の着物風ドレスを着ている現代っ子の女の子だ。髪の色は籃胎漆器に使われる漆の赤、性格は天真爛漫、新しいこと好きで活発、誰にでも好かれる可愛い子だ。
八女茶人は八女を代表する歴史的文化財の石人と特産品の八女茶から生まれたハイブリッドキャラクターだ。存在感抜群だが無口で寡黙、喋らせても口下手なのが玉に瑕だが、お茶目でユニークな表情で愛されるキャラだ。腰には刀、石人の中でも武人であり、これから軽~くすべての事柄をぶった切っていくという心構えの表れだ。
デザインをしたのは京都在住の可児葉月さん、和紙アーティストやイラストレーター、デザイナーとして活躍をしている。なぜ地元の人間ではないのか、それはやはりこのサイトを運営する僕ら同様に客観的にこの地域を見るためには地元の人間ではない人間の視野が必要だったからだ。客観的にこの地域を見て捉えてもらい、そして生まれたのがくるめちゃんと八女茶人の二人(?)のキャラクターだ。
多くの伝統と歴史が積み重ねられてきたこの地域にとっての新しいエッセンスとなるべく誕生した二人の個性的なキャラ、どんどんとその活躍の場を広げていってほしい。もしこれらキャラクターを使いたいという方がいればご一報をいただきたい。
KYism